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講座を開始してからこの3に至るまで
だいぶ時間があいてしまいました…
見て下さっている方申し訳ないです(汗

しかもなんだかこの講座を見て下さって
また新たに「切り絵やってみたい」と
おっしゃる方が出て来て下さったので嬉しい限りです。

大した事はかけませんが…
「なんだこんなのでいいんだー」と
安心して貰えたらと思います。

あと先に言っておきます…。
すみません、自分は鉛筆の持ち方が正しくないです。
「あれ?」って思うでしょうが
切り方の部分だけ見て下さいませ…
「こんな奴が講座なんて!」と思うでしょうが
暖かい目で見て下さいませ…。


【切り方】

いつも切り始めは
「面積が大きくて切る長さも多い場所」を選んでます。

はじめから細かいところをやろうとすると
誤って切ってはいけないところまで切っちゃった!
なんてなったりします。



今回こういう部分から切り始めました。
クリックで拡大します。

図案が書かれた紙と、メインの黒画用紙とあるので
若干図案の紙にかかれた目安の線よりも
少しはみ出して切る方が
図案の通りに下の黒画用紙が切れたりします。
このあたりは慣れなのですが…
やっているうちに分かってきます。

kouza-12.png

紙を回転させて再び切ります。
切っている途中の曲線で
「あっなんか切りにくそう」と感じたら
デザインナイフを刺したままの状態で、それを支点に
軽く紙を回転させます。

kouza-13.png

若干ピンぼけ気味ですみません…。

切り終わったら、切りカス(切り抜かれた紙)を
デザインナイフで真ん中辺りにサクッと刺し
そっと浮かせてはずします。

切り絵はなんといってもこの瞬間が気持ち良いです。

kouza-14.png

裏側から見るとこんな感じに。

時々こうして裏側を覗くのも楽しいです。
まぁ時々と言わず、毎度見てもいいくらいです。

kouza-15.png

表からだとこんな感じに。
図案と少し違うなーって思ってもそこも醍醐味だと思います。

人の手を使うからこそなんか変わって行って
そこが味になったりするのだと。

図案はあくまで「切る目安」です。
必ず図案通りに、よりも図案を元に切る楽しみを見つける
そんなふうにやるのが一番いいと思います。

kouza-16.png

同じ要領で切って行きます。
スーっと案外切れてしまうものなので
力を入れすぎずサクーっといきましょう。

kouza-17.png

しかし何度も切っているうちに
こういう事にも遭遇すると思います。

分かりにくい写真ですかね…?
きちんと切りきれずに紙がまだ繋がってしまってます。

kouza-18.png

こういう場合には、無理に手でひっぱって千切らずに
もう一度デザインナイフの刃を入れて
ひたすら切れるまで切りましょう。

紙をまた回転させては刃を入れ…
きちんと切れるまで頑張りましょう。
こんな場合はどうしてもイライラしてしまって
ついついひっぱっちゃいそうになりますが…
仕上がりが綺麗じゃないので、我慢我慢ですよ。

kouza-19.png

たまにやっぱり後ろを確認しつつ…。

kouza-20.png

こういうハート型といいますか…
やっぱり切る度に紙を回転させつつ
真ん中の「V」となっている部分は
しっかりと交差させ、きっちり切りましょう。

最終的に切りカスとなる紙を綺麗に残すよりも
作品として残す部分が綺麗に残るようにしましょう。
凄い人は切りカスすら綺麗ですが…(汗

kouza-21.png

とても細かいパーツも紙を回転させながら切れば
綺麗に切れます。

あと他は…
切り抜いた部分に完全に囲まれないように
気をつけるというところでしょうか。

四方が切り終わってて
その真ん中を切らなくてはいけない…
ってなったら難易度高いです(汗

基本は自由に切って行っていいと思いますが…
四方切り抜き終わった部分に囲まれないようにしましょう。

kouza-22.png

目の丸い部分は一度出来るところまで丸くやった後に

kouza-23.png

また紙を回転させ、丸く切れる範囲まで切り…
それを繰り返して行くとその部分は綺麗に切り取れます。

kouza-24.png

最終的にこんなふうにきれました。

あと、大きく切る場所だからといって
必ずしもその形どおりに切りカスを作らなくてもいいのです。
むしろ大きい切りカスを穴から取ろうとすると
かえって引っかかって、繋がってる線が切れたり…
なんて悲しい事態が発生する事があります。

ですので、時と場合によっては
一度切りカスを半分くらいの大きさで切るのが良いです。

大きい曲線や小さい部分
丸い部分や四角い部分と色々ありますが
大体基本はこのくらいです。

あとはこの基本に当てはめて行けば切れます。

kouza-25.png

ここまで切ったらあともう少しです。
残りの輪郭部分を切ります。

基本は全く変わりません。
なので基本に忠実に切ると…。

kouza-26.png

雁の群が手のひらに乗ります。

切った向こう側が見える喜びが一番高まりますね。
本当嬉しいものです。

この後は好きなように飾っていきます。


【飾り方・保管方法】

飾り方のおすすめはこちら。

kouza-27.jpg

クリックで大きい画像が出せます。
アクリル板に挟んで飾るのですね。

こういう一色だけの切り絵の場合
向こう側がよく見えるアクリル板を使う飾り方が
とっても綺麗に見せられると思います。
影も出て面白いですよ。

このアクリル板も100円均一に売っているので
見てみるといいです。
また、アクリル板に限らず、普通の額縁に入れても
見栄えが良いかと思います。

その他、飾り方が決まらないなぁ…
という場合には…

kouza-28.png

クリアファイルに入れて保存しておく
という手があります。
これだと手軽に見る事もできますし
後々どうしようーって時も取り出しやすいです。
こういうファイルも大体100円均一に売ってます。
活用するといい感じです!




とまぁこんな具合に長い講座でしたが
見て下さった方々、ありがとうございました!!
期間がだいぶあいたことも、改めて申し訳ありません!

この講座で「切り絵って簡単じゃない、やってみよう」
って思う人がもっと増えたらなと思います!


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